合気道@ライフスタイル

合気道とライフスタイル



合気道って「気」で相手を投げ飛ばす不思議な武道なのか?
この【合気道@ライフスタイル】では
 合気道誕生の歴史
 どんな武道なのか?
 合気道のセールスポイント
をご紹介します。


また一般に合気道は「気」で相手を投げ飛ばしたりする
不思議なものだと思っている方もいるようですが、
合気道は理論的な武道なのです。
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◆合気道誕生の歴史◆
合気道は、日本古来の柔術・剣術をもとに
植芝盛平翁(1883年 - 1969年)によって創始された現代武道です。


植芝翁は子供のころから武術の修行に励み、
起倒流柔術や柳生心眼流柔術を習得しました。


1915年、大東流合気柔術宗家の
武田惣角(1860年 - 1943年)に
入門して、1922年教授代理を許された。




以後、独自の修行を続け、1942年に『合気道』の名称を付けました。


戦後には、のちに二代目道主となる植芝吉祥丸の普及活動により
一般に知られるようになる。
(植芝盛平翁自身は普及には消極的であったそうです)


植芝盛平翁が創始した『財団法人 合気会』は二代目道主・植芝吉祥丸を経て、
現在の道主は植芝守央に受け継がれています。


植芝盛平翁のもとで修行した弟子達は、後に独立して、いくつか流派を
形成しています。


(財)合気会以外の流派としては、
 『養神館 合気道』
 『氣の研究会(心身統一合氣道)』
 『日本合気道協会(富木流)』等があります。


また主な会派に所属しない民間非営利組織(NPO法人)の活動も
多く行なわれています。






合気道と柔道の交流
合気道と柔道は日本の古流柔術を母とした兄弟みたいなものです。


柔道の創始者、嘉納治五郎師範は植芝盛平翁の道場を訪れた事があり、
その技に魅了されたと言われています。


その後、嘉納師範は講道館の高段者数名に合気道の修行をさせています。


また植芝翁自身も新興武道である柔道の高段者から幾度と無く挑戦を
受けており(そしてその全員を破っている)、合気道と柔道との間で
比較的盛んに交流が行われていた。


この事は当時としては珍しい事であり、植芝翁が合気道を単なる武術として
考えていなかった事が伺えます。


例えば分派した塩田剛三(養神館)富木謙治(日本合気道協会)も植芝に
入門する前は柔道の有段者でした。


特に富木は植芝翁の高弟となってからも柔道家としての活動も継続しており,
その理念には合気道・柔道双方からの影響があると考えられます。


ちなみに『週刊少年チャンピオン』に連載された
格闘技漫画 『グラップラー刃牙』で最大トーナメント編に出場している
『渋川剛気/渋川流柔術』のモデルは塩田剛三(養神館)です。




◆合気道ってどんな武道なのか?◆
一般の方は『合気道』と聞くと、ちょっと神秘的な古来の武道と言うイメージを
持っているかもしれませんが、「気で相手を投げ飛ばす!」とか
「相手の体に触れずに投げ飛ばす!」と言った摩訶不思議な
武道ではありません。


合気道の技は、体術・武器術(剣・杖)を含み、対多人数の場合も想定した
総合武術です。


その為、戦時中は旧陸軍中野学校や旧海軍大学校などでも植芝盛平が
指導していました。


戦後も、自衛隊徒手格闘や警察の逮捕術の技術に大きな影響を及ぼし、
現在でも機動隊や警察特殊部隊などでも研修が行われています。


合気道の基本は関節技ですが、稽古を積むといろいろな投げ技・極め技を
身につけることが可能です。


また相手に対して体捌きを有効に使うことにより技の効果がさらに向上します。


創始者・植芝盛平翁は、実戦について「合気道は、当身が七分で投げ三分」と
言っています。


他の武道に比べて、精神性が重視され、精神的な境地(合気)が技に
反映されると言われています。


この点が合気道の最大の特徴といえます。


各種の技はかなりの危険度を伴うため、原則的に型稽古中心であり,
柔道のような乱取りは行いません。


ただし柔道とも関係の強い日本合気道協会は乱取り稽古を取り入れています。


また、柔道と同じように合気道では段級位制をとっています。   




◆合気道のセールスポイント◆
一般に合気道は試合形式の競技を行いません。
(ただし、一部の合気道団体を除く)


お互いの習熟度にあわせて技を繰り返し
稽古し、心身の練成を図ることを
目的としていますので誰でも
稽古ができます。


特に子供や女性など力の弱い方などが
護身術として習得するには、
最適な武道と言えます。


それと合気道の袴は、
理屈抜きでカッコいいですね!




実戦!合気道 シュート・アイキドウ
合気道S.A(シュート・アイキドウ)は、養神館合気道創始者である
塩田剛三の内弟子として20年間修行をして、養神館合気道本部師範六段位
を認められた櫻井文夫(現・合気道S.A.代表師範)が独立して創始した
合気道団体です。


養神館合気道を母体とし、打撃技と組手、そして試合形式が
加えられているのが大きな特徴です。


つまり普段の稽古で身につけた実力や技を、実際の試合形式で
確かめることができるのです。


正式名称は『国際実践合気道連盟 合気道S.A』です。


代表的な選手にリングス実験リーグ、初期シューティング、
トーナメントオブJ等に出場した奥田康則選手がいます。


合気道S.Aの稽古内容は、基本動作・型稽古・打ち込み稽古・返し技・
打撃稽古・打撃の組手・手首相撲(合気道技限定組手)・
合気組手(合気道技+打撃)・試合と段階的に練習を行っています。


なお、組手を導入した事により合気道技のコンビネーションや
返し技の研究が盛んであり、現在も進化発展を続けているようです。


また、体術だけではなく短刀術・剣術・杖術をつかう武器術や武器取りも
行われています。


さらに年に2回(4月の体重別、10月の無差別)オープントーナメントで
行われる。


『実戦・リアル合気道選手権大会』を主催しています。


試合では合気道技だけではなく、鎖骨以下への直接打撃制による掌打と
蹴り技の使用も認められています。


現在、『国際空道連盟 大道塾本部ビジネスマンクラス』や
『全世界空手道連盟 新極真会』とも交流が行われているそうです。


格闘技としての『合気道』に興味のある方は、『合気道S.A』へ
問い合わせてみては如何ですか!

※問い合わせ先はこちらをご覧下さい。


『合気道S.A』では、普段の稽古は、基本的に体術を主体とした稽古を
行っているので一般の方でも入会できるようです。


体力のない方などには、組手を行わずに前述した型稽古を中心にするなど、
各個人に合わせた指導の進め方も行っているので初心者や女性の方も
安心して稽古ができます。


合気道S.A.では、遠方地で道場へ通えない人の為に
通信教育
も行っています。




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